オーダーメイドのピアノレッスン
当スクールのピアノレッスンには、初心者の方からプロの方まで、年齢も下は幼稚園、上は60代の方までと幅広い生徒さんにいらっしゃっていただいております。
はじめは玉城式音感トレーニング(音感レッスン)から
レッスンの始めの5~10分くらいは玉城式音感トレーニングを行います。
ピアノ奏者は、自分一人で伴奏といくつものメロディーを同時に演奏しなければなりません。自分の弾く曲のすみずみまで聴き取り、感じ取るための耳をピアノを弾く前につくります。
ご自分の弾きたい曲を使ってレッスン
ピアノレッスンにおいては、基本的にご自分の弾きたい曲を使ってレッスンします。そして、その曲の中で問題となっているテクニックや音楽表現等を取り上げて解決してゆくスタイルです。
時には、ほんの数小節に時間をかけることもあるかもしれませんが、丁寧でキメの細かいレッスンをすることにより、その曲だけでなく、他の曲を弾く時にも応用できる力がつくように指導致します。
また、ピアノの奏法には基本的な「型」のようなものはありますが、人間は人それぞれ体型や手の大きさや指の長さ形等が一人ひとり違いますので、その個人差による奏法の違いを生徒さんと一緒に考えながら指導するようを心がけております。
音感を育てるピアノレッスン
ピアノが専門ではないけれど、子供の頃に一応ピアノを習ったことがあって、バイエル程度の簡単な曲なら、ある程度は弾ける。
という方は、音感を育てるためにも是非ピアノレッスンをお勧めいたします。
ピアノというのは右手と左手で奏でるアンサンブルですから、まるで一人でオーケストラを指揮し演奏するようなものです。ですから、音楽全体を隅々まで聴きとり感じとって演奏するための練習としては最適なのです。
ピアニストから指揮者に転向する音楽家が多いのも、ピアノ音楽特有の「音楽全体を把握する力」に秀でているからだと思われます。
なにも難しい曲を弾く必要はなくて、簡単な曲をできる限りに自然で美しく、しかも最高度にまで磨きあげるということが大切なのです。
バイエルのような易しくて単純な曲でも、こんなにも素晴らしく音楽的になるのだということをぜひ体験して頂きたいと思います。
ピアノを弾くことがきっと楽しくてしょうがなくなりますよ。
感性を育てる「連弾」
連弾はアンサンブルの初歩として最適であるだけでなく、音感と音楽性を育てるためにとても効果的なものです。
連弾は大体、先生が伴奏、生徒さんが高音部のメロディーを受け持つという場合が多いのですが、先生が伴奏を生き生きと音楽的に弾くと、生徒さんは簡単なメロディーを弾いていても、一人では出せなかった音楽の深い味わいと美しさを体感することができます。
言葉では表現できない音楽の感性、つまり、微妙な音楽のニュアンスやリズム、呼吸、「間」(ま)を、生徒さんは音の交流の中でに感じ取り、育てることができるのです。
お互いに聴きあって奏でる連弾はとても楽しく、一度ハマるとやみつきになりますよ。
コード奏法の基礎
音大を出てクラシックピアノを長年勉強してきた方でも、コード記号を見て即興的に伴奏を付けるというようなことが全く出来ない、あるいは苦手という方が意外と多くいらっしゃいます。
しかし、コード奏法は一度習得してしまえばわざわざ楽譜通りに弾く必要もなく、自分のセンスで自由に弾くことができますので、覚えてしまえばとても便利なものです。
当教室ではコード奏法の基本的な弾き方、手ほどきを講師が段階を追って丁寧に指導いたします。
いきなり沢山のコードを覚える必要はなく、最初は3~4つのコードでも実際にピアノを弾きながら「体で覚える」ように練習していくことが大切です。
頭を使って理屈で覚えるのではなく、体を使って感覚的に身に付けることによって、すぐに演奏に使えるようにレッスン致します。
コード奏法はこの最初の導入部分をしっかりやっておけば、後はその人のセンスに従って自由に弾けるようになるでしょう。
また、音楽をハーモニーの流れとして理解し、作曲の基礎としても非常に役立つものとなります。